基本から学ぶ

ビジネス交渉・説得力のスキルアップ研修

〜WIN-WINで納得させ、契約交渉、価格折衝、クレーム対応、社内交渉等におけるタフネゴシエーターへ〜


   1.交渉力とは
    (1)「交渉」と駆け引き、ディベート、プレゼンテーションとの違い
    (2)WIN-WINの交渉術
    (3)交渉の心構え
    (4)合意可能領域の設定

  2.交渉の第1ステップ:導入(アイスブレイク)
    (1)苦手な交渉相手への対処法(リフレーミング)
    (2)交渉する際の位置(ポジション)
    (3)チューニング(ペーシングとミラーリング)
    (4)緊張をときほぐす(世間話の使い方)

  3.交渉の第2ステップ:ニーズ把握(情報収集)
    (1)ニーズをつかむことの重要性
    (2)相手の要望・要求を聴く(傾聴のための5条件)
    (3)相手の本音の読み取り方 (話から感情を読む、ボディランゲージに現れる本音)
    (4)フィードバックの技術と質問の仕方

  4.交渉の第3ステップ:プレゼンテーション(説得)
    (1)説得の三要素
    (2)説得の前に考えるべきこと、説得時のポイント
    (3)論理展開法
    (4)その気にさせる説得術

  5.交渉の第4ステップ:アグリーメント(合意形成)
    (1)合意形成の心構え
    (2)詭弁と論理克服法
    (3)事実明確化技法
    (4)反論克服法  =交渉実習=

  6.交渉の第5ステップ:クロージング(締結)
    (1)承諾を得る方法(推定承諾法、結果指摘法、二者択一法、累積的承諾法)
    (2)記憶の曖昧性
    (3)決定事項・ペンディング事項の整理と記録
    (4)フォローアップ

    〜質疑応答〜


 我々は仕事の上でもまた日常の私生活においても毎日が交渉の連続である、と言っても決して過言ではありません。日常の生活が対人関係の中で繰り広げられる以上、周囲の人との交渉は決して避けて通ることができません。しかしながらその交渉の仕方は人によってかなり異なります。そのため上手に交渉の目的を達成できるか否かは、実際には個人差となって現れます。あなたは自分の交渉力に自信がありますか?
 交渉とは勝ち負けではありません。あなたがいくら理屈で勝っても、相手が納得しなければ交渉としては失敗なのです。ですから交渉はディベートではありませんし、駆け引きやプレゼンテーションとも異なります。むしろこれらを包含したものが交渉であり、その目指すものは双方の満足でありWIN/WINの関係です。
 従来日本人は交渉下手と言われておりましたが、国際化の時代にはまさに必須の能力です。そこで本セミナーでは相手の合意を得るための交渉テクニックを基礎から学びます。交渉の基本ステップ・論理構成・苦手な交渉相手の対処法等の学習を通じてあなたのコミュニケーション力を強化していきます。

■講 師  雨宮 利春   (社)人財開発支援協会 代表理事
                 経営教育コンサルタント、研修インストラクタター

1977年 青山学院大学経済学部卒 商社にて営業本部マネージャー等を歴任後、1989年 経営コンサルタント・研修インストラクターとして独立。 現在 コミュニケーション、対人折衝、クレーム対応、プレゼンテーション、リーダーシップ゚等の 技術指導で組織の人材開発を支援、各種企業団体等の教育研修事業・講演・ コンサルティング、 執筆等で活躍中。
2010年 一般社団法人 人財開発支援協会を設立、代表理事に就任。「研修講師育成講座」を開催するなど、後進の育成にも尽力している。
中小企業大学講師、中小企業診断士、産業カウンセラー。
主要著書:「あいさつ上手になる本」、「パソコンプレゼンテーション入門」、「顧客を動かす『話す』 技術『聞く』技術」、「絶妙な『断り方』の技術」 、「絶妙な『クレーム対応』の技術」 、「だから、あなたの会社の『クレーム対応』は失敗する」他

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